藤原惺窩(1561年~1619年)は三木市細川町(旧細川荘)の下冷泉家に生まれた有名な儒学者であり、豊臣秀吉や徳川家康とは親交を持っていました。特に徳川家康からは仕官するように要請されましたが固辞し、門下生の林羅山を推挙した経緯も伝わっています。その後、藤原惺窩を師として仰ぐ人が多くあり、後年、細川町には「生誕碑」が建てられています。 1976年10月には「細川町まちづくり協議会」が第1回の惺窩祭を開き、以降毎年開催されています。また三木市では惺窩祭に合わせて、小学生・中学生・一般から短歌・俳句・川柳を募集して、各部門ごとに入選作を発表しています。今年も11月12日(日)快晴の中、生誕碑前で開催されて、京都から冷泉家当主ご夫妻と三木市からは市長と関係者多数が参加されました。 三木吟詠会では例年の通りに生誕碑前で、 *入選した短歌の計6首を 白岩摂孝・松長摂学・奥野摂芳・白岩里楠・藤原絹楠・西馬偆楠の6氏 *漢詩 窪田摂真作「惺窩祭ニ列シテ」を 神鳥浩摂氏 *漢詩 藤原惺窩作「山居」を 西馬摂政氏 が献吟を行い、参列者より好評を得ました。 記)神鳥浩摂 献吟のみなさん 献吟の様子 |
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